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美味しいお湯の作り方

蛇口をひねると水道水が出てくるのが現代の当たり前です。多くの方が普通の水道水でお茶をいれておられると思います。
ただし残念なことに、水道水は普通に飲んで決しておいしい水とは言い難いです。そこで、水道水をおいしい水に変える方法を教えましょう。
水道水がおいしくないと感じる理由は「カルキ臭」です。このカルキ臭さは次の方法でぬくことができます。

 
1. 水を汲む前に、水道の蛇口を大きく開いてしばらく水を出しっぱなしにしておく。
 
2. 汲んだ水をすぐに使わず、口の広い器に移して、半日以上は汲み置きしておく。
 
3. 使用するときには、中火以下でゆっくりと完全に沸騰させ、沸騰してもすぐに火を止めず、しばらく弱火にかけたままにして、完全に沸騰したお湯にする。
 

水を汲む前の出しっぱなしは多少贅沢ですが、ミネラルウォーターを買うより安価で、こうすることでカルキ臭さはだいぶとれ、くせのないお茶の水を得ることができます。
水道水の汲み置きも、だいぶ前からいわれてきたことです。 汲み置きするには桶状の口の大きな器が適しており、半日もそのままにしておけば、カルキは揮発性が高いため、ある程度まではとりのぞけます。

次に「上手なお湯の沸かし方」です。 緑茶に合った美味しいお湯を沸かすには、美味しく汲み置きした水を充分に沸騰させることが必要です。
お湯の沸き具合の状態を、泡立つ形によって

松濤(しょうとう)
お湯が沸きはじめると「サー」という濤の音がしてきます。松の枝が風に揺れる様子に似るまでに小さな泡が出はじめます。
蟹眼(かいがん)
沸騰が進み、蟹の眼くらいの大きさの細かい泡が、連なって沸いてくる状態を表現したことば。まだ完全に沸騰してはいません。
魚眼(ぎょがん)
泡がさらに大きくなって、完全に沸騰した状態のお湯をさします。泡の大きさを魚の眼にたとえて表現したことば。

の三段階に分け、
茶話お湯が「沸いた」状態を三番目の「魚眼」の段階まで完全に沸騰させます。
ところが、普通は一番目の「松濤」か、よくて二番目の「蟹眼」の状態で、火を止めてしまいます。 沸騰したと思ってもあと1~2分ぐらいは、やかんの蓋を半開きにずらし、
とろ火にしてでも火を止めずに三番目の「魚眼」まで完全沸騰させてください。
きっと美味しいお湯がつくれます。

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